ご覧いただきありがとうございます。 1987年製 1/2 サイズ　スズキバイオリンのNo.520です。 520番で80年代後半、状態も良しというなかなか希少な楽器です。 一般的なバイオリン教室では300番台を勧められることが多いですが、500番代は本格的、かつ継続的にバイオリンを習ってらっしゃる方や、コンクールなどを視野入れてらっしゃる方がお求めになる型番でもあります。 70・80年代に作られた鈴木バイオリンの楽器は、それ以降の新しいものより評価が高く黄金期とも称されています。 30年前の状態の良い楽器は、経年の分、現在の新品の同番手より価値は上です。 この楽器は80年代後半の大変良い時期の楽器です。経年にともなう小傷は多少ありますが写真の通りニスの状態もよく、外観も美しい一挺です。 もちろん割れや剥がれもありません。 かなり丁寧に扱われてきた楽器ではないかと思います。 テールピースは調弦のことを考え、アジャスター内蔵型のタイプに変更しました。顎当てもガルネリタイプの新品に交換しています。 弓は新品のフェルナンブーコの弓です。 繊維もはっきりとしていてグレードの高い弓です。 ケースはご要望を踏まえ、オブロングの軽量型新品ケースにしました。 試奏してみた感想です。 音色は長年弾きこまれた楽器と比べるとやや若い感じがしますが、響きも問題なく、とてもよく良くなります。ビブラートにもしっかりと反応し、分数楽器の割に深い音もしっかりでるよい楽器です。 弦はAiersiの1/2を張っています。 最近色々と試している中で気になっている弦の一つで、ドミナントとトニカの真ん中のような音色でナイロン弦です。 お好みによって半年後ぐらいに張り直していただければとおもいます。 おそらくドミナントが無難だとおもいます。 出品にあたり下記の調整を行っています。 ・ペグの調整 ・クリーニング、ポリッシュ ・駒の調整 ・魂柱の調整 ・顎当ての新調 ・テールピースの新調 付属品 ・ケース：スズキの ・弓：フェルナンブーコの弓 ・肩当て　新品　 ・松脂　新品 ・ミュート　新品 必要なものは全て揃っていますので、到着後すぐにレッスンに行けます。 コメントのやりとり中であっても遠慮なくご落札ください。 ご検討よろしくお願いいたします。